吸入粉末剤に関する記述として、正しいのはどれか。1つ選べ。
吸入粉末剤に関する記述として、正しいのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 定量噴霧式である。定量噴霧式は吸入エアゾール剤の特徴です。吸入粉末剤は患者の吸気で粉末を吸い込みます。
- ⑵ 固体粒子のエアゾールとして吸入する。吸入粉末剤は吸入量が一定となるよう調製された固体粒子のエアゾールとして吸入する製剤です。
- ⑶ 噴射剤が充填されている。噴射剤を充填するのは吸入エアゾール剤です。吸入粉末剤は噴射剤を使いません。
- ⑷ 容器は、通例、密封容器とする。吸入粉末剤の容器は通例、密閉容器とされ、密封容器ではありません。
- ⑸ ネブライザーが適用される。ネブライザーを用いるのは吸入液剤です。
解説
正解は⑵です。日本薬局方で吸入粉末剤は、吸入量が一定となるように調製された固体粒子のエアゾールとして吸入する製剤と定義されています。患者自身の吸気で薬剤を吸い込むため、噴射剤は用いません。定量噴霧式で噴射剤を充填するのは吸入エアゾール剤、ネブライザーを用いるのは吸入液剤です。また吸入粉末剤の容器は通例、密閉容器とされ、密封容器ではありません。製剤の定義を三種類の吸入剤で比べて整理しておくことが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成