性感染症に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
性感染症に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ コンドームの使用や不特定多数との性交渉を避けることによって、感染リスクを低減することができる。コンドームの使用や不特定多数との性交渉を避けることで感染リスクを減らせるため、記述は正しいです。
- ⑵ 梅毒は、感染症法*で五類感染症に分類され、全数把握が必要である。梅毒は感染症法の五類感染症で、全数把握の対象とされているため記述は正しいです。
- ⑶ 我が国における後天性免疫不全症候群の患者数は、異性間よりも同性間の性的接触によるものが多い。我が国のエイズ患者・HIV 感染者の感染経路は同性間の性的接触が最も多く、記述は正しいです。
- ⑷ 尖圭コンジローマは、ヒト単純ヘルペスウイルスを原因とする。尖圭コンジローマの原因はヒトパピローマウイルスで、単純ヘルペスウイルスではありません。
- ⑸ 性器クラミジア感染症は、母子感染により発症することがある。*感染症法:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律性器クラミジア感染症は産道感染により新生児に結膜炎や肺炎を起こすことがあり、記述は正しいです。
解説
正解は⑷です。尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルス(主に6型と11型)の感染によって外陰部などに乳頭状のいぼを生じる性感染症で、単純ヘルペスウイルスが原因ではありません。単純ヘルペスウイルスによる性感染症は性器ヘルペスです。梅毒は五類感染症の全数把握対象で、性器クラミジア感染症は産道感染により新生児に結膜炎や肺炎を起こすことがあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成