検疫に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
検疫に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 検疫法は、国内に常在しない感染症の病原体が船舶又は航空機を介して国内に侵入することの防止を目的としている。検疫法は国内に常在しない感染症の病原体が船舶や航空機を介して侵入するのを防ぐことを目的としており、記述は正しいです。
- ⑵ 検疫感染症の患者は、入国停止、隔離、停留あるいは消毒等の措置がとられる。検疫感染症の患者には、隔離、停留、消毒などの措置がとられるので、記述は正しいです。
- ⑶ 新興感染症は、すべて検疫感染症に含まれる。新興感染症のすべてが検疫感染症に含まれるわけではなく、検疫感染症は法令で個別に定められています。
- ⑷ 検疫感染症には、感染症法*に定める一類感染症が含まれる。感染症法の一類感染症は検疫感染症に含まれており、記述は正しいです。
- ⑸ 検疫感染症には、感染症法*に定める新型インフルエンザ等感染症が含まれる。*感染症法:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律新型インフルエンザ等感染症は検疫感染症に含まれており、記述は正しいです。
解説
正解は⑶です。新興感染症とは、近年新たに認識され公衆衛生上の問題となった感染症の総称で、そのすべてが検疫感染症に指定されているわけではありません。検疫法の検疫感染症は、感染症法の一類感染症、新型インフルエンザ等感染症、政令で定める感染症(ジカウイルス感染症、デング熱など)に限られます。検疫法は国内に常在しない病原体の侵入防止を目的とし、隔離や停留などの措置を定めています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成