ニュルンベルク綱領を踏まえ「人間を対象とする医学研究の倫理的原則」を内容とする、…
ニュルンベルク綱領を踏まえ「人間を対象とする医学研究の倫理的原則」を内容とする、世界医師会が採択した宣言はどれか。1つ選べ。
- ⑴ リスボン宣言リスボン宣言は世界医師会が採択した「患者の権利に関する宣言」で、医学研究の倫理原則ではありません。
- ⑵ ヘルシンキ宣言ヘルシンキ宣言は人間を対象とする医学研究の倫理的原則を定めた世界医師会の宣言です。
- ⑶ 世界人権宣言世界人権宣言は国際連合が採択した人権に関する宣言です。
- ⑷ ジュネーブ宣言ジュネーブ宣言は世界医師会が採択した医師の倫理に関する宣言で、ヒポクラテスの誓いの現代版とされます。
- ⑸ ポツダム宣言ポツダム宣言は第二次世界大戦の終結に関わる宣言で、医療倫理とは無関係です。
解説
正解は⑵です。ヘルシンキ宣言は、1964年に世界医師会が採択した「人間を対象とする医学研究の倫理的原則」で、ナチスの人体実験を裁いた裁判から生まれたニュルンベルク綱領を踏まえています。インフォームド・コンセントの取得や倫理審査委員会による審査などを定めており、治験の実施基準である GCP の基本理念にもなっています。採択後も複数回改訂されています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成