活性型ビタミンD3 外用薬が適用される皮膚疾患はどれか。1つ選べ。
活性型ビタミンD3 外用薬が適用される皮膚疾患はどれか。1つ選べ。
- ⑴ 接触性皮膚炎接触性皮膚炎には主にステロイド外用薬が用いられ、活性型ビタミン D3 外用薬は適用されません。
- ⑵ 爪白癬爪白癬は真菌感染症で、抗真菌薬(内服や爪外用液)で治療します。
- ⑶ アトピー性皮膚炎アトピー性皮膚炎にはステロイドやタクロリムスなどの外用薬が用いられます。
- ⑷ じん麻疹じん麻疹には主に抗ヒスタミン薬の内服が用いられます。
- ⑸ 尋常性乾癬表皮角化細胞の増殖を抑え分化を促すため、尋常性乾癬に用いられます。
解説
正解は⑸です。活性型ビタミン D3 外用薬(カルシポトリオール、タカルシトール、マキサカルシトールなど)は、表皮角化細胞のビタミン D 受容体に作用して、過剰な増殖を抑え分化を促します。尋常性乾癬は角化細胞の増殖が亢進して銀白色の鱗屑を伴う紅斑を生じる疾患なので、これらが適用されます。広範囲に大量に使うと高カルシウム血症を起こすおそれがある点にも注意が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成