褥瘡治療に用いる外用薬のうち、壊死組織除去効果を有するのはどれか。1つ選べ。
褥瘡治療に用いる外用薬のうち、壊死組織除去効果を有するのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ アルプロスタジルアルファデクスアルプロスタジルアルファデクス軟膏は血流改善により肉芽形成と表皮形成を促進する薬で、壊死組織除去作用はありません。
- ⑵ ブロメラインブロメラインはタンパク質分解酵素により壊死組織を分解・除去する化学的デブリードマン作用をもちます。
- ⑶ ポビドンヨードポビドンヨードは殺菌・消毒作用により感染を制御する目的で用い、壊死組織の除去作用は主ではありません。
- ⑷ ジメチルイソプロピルアズレンジメチルイソプロピルアズレン軟膏は抗炎症作用と創面保護を目的とし、壊死組織除去作用はありません。
- ⑸ トレチノイントコフェリルトレチノイントコフェリルは線維芽細胞の増殖を促し肉芽形成を促進する薬で、壊死組織除去作用はありません。
解説
正解は⑵です。ブロメラインはパイナップル由来のタンパク質分解酵素を含む軟膏で、褥瘡などの壊死組織を分解・除去する化学的デブリードマン作用をもちます。壊死組織が残ると感染や創傷治癒の遅れの原因となるため、創面の清浄化が重要です。周囲の正常皮膚に付着すると刺激となるため注意します。アルプロスタジルアルファデクスとトレチノイントコフェリルは肉芽形成促進、ポビドンヨードは殺菌、ジメチルイソプロピルアズレンは抗炎症・創面保護を目的に用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成