自然毒のうち、魚介類による食中毒の原因となるのはどれか。1つ選べ。
自然毒のうち、魚介類による食中毒の原因となるのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ アコニチンアコニチンはトリカブトに含まれる植物性自然毒で、ニリンソウなどとの誤食で中毒が起こります。
- ⑵ ソラニンソラニンはジャガイモの芽や緑化した皮に含まれる植物性自然毒です。
- ⑶ アミグダリンアミグダリンは未熟な青梅などの種子に含まれる青酸配糖体で、植物性の自然毒です。
- ⑷ テトロドトキシンテトロドトキシンはフグ毒で、Na⁺ チャネルを遮断する動物性(魚介類)の自然毒です。
- ⑸ チャコニンチャコニンはソラニンと同様にジャガイモに含まれるグリコアルカロイドです。
解説
正解は⑷です。テトロドトキシンはフグ毒の本体で、主に卵巣や肝臓に多く含まれ、電位依存性 Na⁺ チャネルを遮断して神経伝導を止め、しびれや呼吸麻痺を引き起こします。もともとは海洋細菌が産生し、食物連鎖でフグに蓄積すると考えられています。他の選択肢はいずれも植物性の自然毒で、魚介類による食中毒の原因ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成