調剤については人が関与する限りミスを避けることができない。その原因を分析し、対策…
調剤については人が関与する限りミスを避けることができない。その原因を分析し、対策を講じることで、発生を減らさなければならない。調剤ミスを防止するための取組について、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 医薬品は、薬効順に配置し、他規格や類似名称の薬剤は棚位置を離す。薬効順に配置し、他規格や類似名称の薬剤の棚位置を離すことは、取り違えを防ぐ有効な取組です。
- ⑵ 間違いを起こしやすい薬剤については、名称類似薬剤を後発医薬品に変更するなどして、できるだけ薬局内に置かないようにする。名称類似薬剤を後発医薬品などに変えて薬局内に置かないようにすることは、有効な取組です。
- ⑶ 医薬品に表示されているバーコードを利用して、医薬品の取り違えを防止する。バーコードを使った照合は、医薬品の取り違えを防ぐ有効な取組です。
- ⑷ 薬品棚の医薬品名の表示については、色・目印・線等の使用を避ける。色・目印・線などは類似薬を区別する注意喚起に有効であり、その使用を避けるという取組は誤りです。
- ⑸ 散剤を装置びんに充填する時には、二人の薬剤師が装置びんのラベルと包装容器のラベルを照合し、確認後に充填する。装置びんへの充填時に二人で照合することは、充填ミスを防ぐ有効な取組です。
解説
正解は⑷です。調剤ミスを防ぐためには、薬品棚の医薬品名表示に色や目印、線などを使って、規格違いや名称類似の薬剤を目立たせて区別することが有効です。したがって、これらの使用を避けるという取組は誤りです。そのほか、薬効順の配置と類似薬剤の棚位置の分離、名称類似薬剤の採用を見直して薬局内に置かないこと、バーコードによる照合、散剤の装置びんへの充填時に二人で確認することなどは、いずれも有効なミス防止策です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198923.html)を加工して作成