45歳の男性。建設会社で地下の工事や潜水の作業に携わっている。事業場の産業医と薬…
45歳の男性。建設会社で地下の工事や潜水の作業に携わっている。事業場の産業医と薬剤師が、作業環境に含まれる物理的・化学的な有害因子と、それによる健康障害を整理した。記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ じん肺は吸い込んだ粉じんが肺に沈着して起こり、作業をやめれば肺の病変は元に戻る。じん肺の線維化は元に戻らず、作業をやめても進行することがあります。
- ⑵ 熱中症の予防には、のどが渇いてから水分をとるよう指導するのが最も効果的である。のどが渇く前から、こまめに水分と塩分をとるよう指導します。
- ⑶ 情報機器を使う作業による目の疲れは、連続して作業する時間を延ばすほど軽くなる。連続作業の時間を区切り、休止を入れることで疲れを減らします。
- ⑷ 酸素の少ない空気を吸うと数回の呼吸で意識を失うことがあり、救助者も危険である。酸素欠乏の場所では、救助者も換気や呼吸用の保護具なしでは被災します。
- ⑸ 潜水作業のあと急に浮上すると、溶けていた窒素が気泡となり減圧症を起こす。急な減圧で溶けていた窒素が気泡となり、関節の痛みなどを起こします。
解説
正解は、酸素欠乏と減圧症についての記述です。酸素欠乏の場所では短い時間で意識を失い、救助に入った人も被災するため、換気と呼吸用の保護具が欠かせません。減圧症は高い圧力の環境から急に戻ったときに起こります。じん肺の病変は元に戻りません。熱中症の予防にはこまめな水分と塩分の補給、情報機器の作業には適切な休止が大切です。
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