下図は、我が国における2017 年から2021 年までの業務上疾病の発生状況を示…
下図は、我が国における2017 年から2021 年までの業務上疾病の発生状況を示したものである。A に該当する疾病はどれか。1つ選べ。3000020000病原体による疾病発生数(人) 10000A20172018201920202021年厚生労働省業務上疾病発生状況等調査結果を基に作成
- ⑴ 手指前腕の障害及び頸肩腕症候群手指前腕の障害及び頸肩腕症候群は年数百件程度であり、上位のAに当たるほど多くありません。
- ⑵ 熱中症熱中症は年1,000件前後で、増減はあるものの災害性腰痛より少ない件数で推移しています。
- ⑶ 振動障害振動障害は近年件数が少なく、上位を占める疾病ではありません。
- ⑷ 騒音性難聴騒音性難聴の業務上疾病としての認定件数はごく少数です。
- ⑸ 災害性腰痛災害性腰痛は業務上疾病の中で例年最も多く、コロナ禍で病原体による疾病が急増するまで首位でした。
この問題は問題の図(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。業務上疾病のうち、例年もっとも件数が多いのは負傷に起因する疾病であり、その大部分を災害性腰痛が占めます。2017年から2019年までは災害性腰痛が首位でしたが、2020年以降は新型コロナウイルス感染症の影響で病原体による疾病が急増して上回りました。熱中症は夏季の気温により年1,000件前後で推移し、振動障害や騒音性難聴、頸肩腕症候群は件数がずっと少ないため、図のAには災害性腰痛が当てはまります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成