容量分析に用いる0.1 mol/L水酸化ナトリウム液を調製し、その濃度を正確に決…
容量分析に用いる0.1 mol/L水酸化ナトリウム液を調製し、その濃度を正確に決めることになった。標準液の調製と標定に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ ファクターは温度や時間によらず一定なので、一度求めれば再び標定する必要はない。保存中に濃度が変わることがあるため、定期的に標定し直します。
- ⑵ アミド硫酸などの標準物質を用いて標定し、ファクターを求める。水酸化ナトリウム液は、純度の高い標準物質を用いた滴定で標定します。
- ⑶ ファクターは、実際の濃度を表示の濃度で割った値である。ファクターは、調製した液の実際の濃度が表示の濃度の何倍かを表します。
- ⑷ ファクターが1.000より大きい液は、表示の濃度より薄いことを示す。ファクターが1.000より大きいと、表示の濃度より濃いことを示します。
- ⑸ 水酸化ナトリウムは空気中の二酸化炭素を吸収しにくいため、量りとって直接標準液にできる。水酸化ナトリウムは吸湿性があり二酸化炭素も吸収するため、標定が必要です。
解説
正解は、標準物質を用いて標定しファクターを求めるという記述と、ファクターが実際の濃度を表示の濃度で割った値であるという記述です。水酸化ナトリウムは吸湿性があり、空気中の二酸化炭素とも反応するため、量りとっただけでは正確な濃度になりません。そこで、アミド硫酸などの標準物質を用いて滴定し、ファクターを求めます。保存中に濃度が変わることがあるため、定期的に標定し直します。
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