ソクマル薬剤師

70歳の男性。冠動脈疾患の再発予防で低用量のアスピリンを服用している。大腸ポリー…

70歳の男性。冠動脈疾患の再発予防で低用量のアスピリンを服用している。大腸ポリープの切除の予定があり、医師から手術の7日ほど前から服用を中止するよう指示された。休薬期間が長く必要な理由として、最も適切なのはどれか。

解説

正解は⑵です。アスピリンは血小板のシクロオキシゲナーゼのセリン残基をアセチル化して不可逆的に阻害し、トロンボキサンA2の産生を抑えます。血小板は核をもたず酵素を新たにつくれないため、作用はその血小板の寿命の間続きます。血小板の寿命は7〜10日ほどであり、新しい血小板に入れ替わるまで出血しやすい状態が続くため、手術の前には長めの休薬が必要になります。
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