ソクマル薬剤師

新生児に高用量のクロラムフェニコールを投与したところ、腹部の膨満、嘔吐、皮膚が灰…

新生児に高用量のクロラムフェニコールを投与したところ、腹部の膨満、嘔吐、皮膚が灰色になる循環不全が起こった。新生児でこのような中毒が起こりやすい理由として、正しいのはどれか。

解説

正解は⑵です。クロラムフェニコールは主に肝臓でグルクロン酸抱合を受けて不活性化されます。新生児、とくに早産児ではグルクロン酸転移酵素の活性が低く、腎臓からの排泄能力も未熟なため、未変化体が体内に蓄積してグレイ症候群と呼ばれる循環不全を起こします。新生児の薬物代謝酵素の多くは成人より活性が低く、成長とともに成熟していくことを踏まえて投与量を決める必要があります。
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