ソクマル薬剤師

医薬品の溶解性やイオン形の割合を考えるため、4-ニトロ安息香酸、安息香酸、フェノ…

医薬品の溶解性やイオン形の割合を考えるため、4-ニトロ安息香酸、安息香酸、フェノール、シクロヘキサノールの酸性度を比べた。水中での酸性度の強い順に並べたものとして、正しいのはどれか。

解説

正解は⑴です。カルボン酸の共役塩基は2つの酸素原子に負電荷が分散するため、フェノールより酸性が強くなります。安息香酸のパラ位に電子求引性のニトロ基があると、カルボキシラートイオンがさらに安定になって酸性が強まります。フェノールは共役塩基の負電荷がベンゼン環に非局在化するため、そうした安定化のないシクロヘキサノールより酸性が強くなります。したがって4-ニトロ安息香酸、安息香酸、フェノール、シクロヘキサノールの順です。
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