ソクマル薬剤師

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌による肺炎の患者に、バンコマイシンの点滴静注が始まっ…

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌による肺炎の患者に、バンコマイシンの点滴静注が始まった。β-ラクタム系抗菌薬が効かないこの菌にもバンコマイシンが効く理由となる作用のしくみとして、正しいのはどれか。

解説

正解は⑶です。バンコマイシンはグリコペプチド系の抗菌薬で、細胞壁の材料となるペプチドの末端にあるD-アラニル-D-アラニンの部分に結合し、ペプチドグリカンの合成を妨げます。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は、β-ラクタム系と結合しにくいペニシリン結合たんぱく質をもつため耐性を示しますが、バンコマイシンは標的が異なるため有効です。腎障害などを避けるため、血中濃度を測りながら投与量を調節します。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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