医療機関や家庭で用いられる簡易な測定機器や検査キットの測定の原理について、正しい…
医療機関や家庭で用いられる簡易な測定機器や検査キットの測定の原理について、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 血糖自己測定器の多くは、グルコースを酸化する酵素の反応を電流や発色として検出する。グルコースオキシダーゼなどの酵素反応を電極や発色で検出し、血糖値を求めています。
- ⑵ パルスオキシメーターは、酸素と結合したヘモグロビンとしていないものの光の吸収の差を利用する。赤色光と赤外光の吸収の違いから、動脈血の酸素飽和度を皮膚の上から推定します。
- ⑶ 尿試験紙のブドウ糖の項目は、還元糖と銅イオンの反応で生じる赤色の沈殿の量で陽性を判定する。尿試験紙のブドウ糖は酵素法で判定し、銅イオンの還元を利用する方法ではありません。
- ⑷ 一般用の妊娠検査薬は、尿中のエストロゲンを酵素による発色の反応で検出して判定する。妊娠検査薬は尿中のヒト絨毛性ゴナドトロピンを、抗体を用いる方法で検出します。
- ⑸ イムノクロマト法の迅速診断キットは、検体中の病原体を培養して増やしてから目で見て判定する。イムノクロマト法は抗原抗体反応を利用し、培養せずに短時間で判定できる方法です。
解説
正解は⑴と⑵です。血糖自己測定器は、グルコースオキシダーゼやグルコース脱水素酵素の反応を電気化学的に、あるいは発色で検出して血糖値を求めます。パルスオキシメーターは、酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンで赤色光と赤外光の吸収が異なることを利用し、脈動する動脈血の成分から酸素飽和度を算出します。妊娠検査薬やインフルエンザの迅速診断キットは、抗体を用いるイムノクロマト法で培養せずに判定します。
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