小児に用いる液状の内用剤について添付の資料を確認したところ、日本薬局方の製剤総則…
小児に用いる液状の内用剤について添付の資料を確認したところ、日本薬局方の製剤総則でエリキシル剤に分類される製剤であった。エリキシル剤の説明として、正しいのはどれか。
- ⑴ 甘味と芳香があり、エタノールを含む澄明な液状の内用剤である。エリキシル剤は甘味と芳香のあるエタノールを含む澄明な液状の内用剤です。
- ⑵ 生薬をエタノールまたはエタノールと精製水で浸出した液状の製剤である。生薬をエタノールで浸出した製剤はチンキ剤の説明で、甘味や芳香の規定はありません。
- ⑶ 生薬を精製水で煎じて浸出した液状の製剤で、用時に調製する。生薬を水で浸出した製剤は浸剤・煎剤の説明です。
- ⑷ 白糖の溶液または白糖を含む粘稠性のある液状の内用剤である。白糖を含む粘稠性の液状製剤はシロップ剤の説明です。
- ⑸ 有効成分を微細均質に懸濁した液状の内用剤で、振り混ぜて用いる。有効成分を懸濁させた液状の内用剤は懸濁剤の説明です。
解説
正解は⑴です。日本薬局方の製剤総則では、エリキシル剤は甘味及び芳香のあるエタノールを含む澄明な液状の内用剤と定められています。エタノールを含むため、水に溶けにくい成分も溶かすことができます。一方で、アルコールに過敏な人や乳幼児に用いる際には含有量に注意が必要です。懸濁剤は成分を懸濁させたもの、シロップ剤は白糖を含む粘稠な液剤、チンキ剤は生薬をエタノールで浸出したものであり、エリキシル剤とは定義が異なります。
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