集中治療室の体重50 kgの患者に、ドパミン塩酸塩を3 μg/kg/分の速さで持…
集中治療室の体重50 kgの患者に、ドパミン塩酸塩を3 μg/kg/分の速さで持続静注する指示が出た。使用する薬液は、ドパミン塩酸塩600 mgを全量200 mLに溶かしたものである。この投与についての記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ この患者に投与するドパミン塩酸塩の量は、1時間あたり9 mgである。3 μg×50 kg×60分で9,000 μg、すなわち1時間あたり9 mgです。
- ⑵ 薬液を流す速さは、1時間あたり3 mLである。薬液の濃度は600÷200で3 mg/mLなので、9 mgを3 mg/mLで割ると1時間あたり3 mLです。
- ⑶ 流量を1時間あたり30 mLに設定して、投与を始める。薬液の濃度3 mg/mLを0.3 mg/mLと取り違えた場合の値です。
- ⑷ 投与量は体重にかかわらず決まるため、どの患者にも同じ流量で投与する。指示はμg/kg/分で、体重に応じて量と流量が変わります。
- ⑸ 1時間あたりに必要な量を0.15 mgとして、輸液ポンプを設定する。1分あたりの量150 μgを、単位を取り違えて1時間あたりの量としています。
解説
正しいのは、1時間あたりの投与量9 mgと、流量1時間あたり3 mLについての記述です。体重あたり・時間あたりで指示される注射薬では、まず1分あたりの量を3 μg×50 kgで150 μgと求め、60を掛けて1時間あたり9,000 μg(9 mg)とします。薬液の濃度は600 mg÷200 mLで3 mg/mLなので、流量は9÷3で3 mL/時です。単位の換算を一つずつ確かめ、輸液ポンプの設定を複数の人で確認します。
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