ソクマル薬剤師

ある薬物の分布容積Vdは、血漿容積3 L、組織の容積40 L、血漿中の非結合形分…

ある薬物の分布容積Vdは、血漿容積3 L、組織の容積40 L、血漿中の非結合形分率fp、組織中の非結合形分率ftを用いて、Vd=3+40×fp÷ft と表せるものとする。ftは0.5で変わらず、低アルブミン血症によってfpが0.1から0.2に上がったとき、分布容積の変化として正しいのはどれか。

解説

分布容積は11 Lから19 Lに増えます。与えられた式に値を入れると、変化前は3+40×0.1÷0.5で11 L、変化後は3+40×0.2÷0.5で19 Lです。血漿中で結合していない薬物の割合が増えると、組織へ移行できる薬物が増え、血漿中の総濃度が下がるため、見かけの分布容積が大きくなります。低アルブミン血症では総濃度が下がっても非結合形濃度は保たれやすいため、総濃度だけで用量を判断しないことが大切です。
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