ソクマル薬剤師

静脈内投与された薬物の血液と脳の間の移行に関する記述として、正しいのはどれか。2…

静脈内投与された薬物の血液と脳の間の移行に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、血漿と脳組織間で薬物分布は平衡状態にあるものとする。

解説

正解は⑵と⑶です。脳毛細血管内皮細胞は密着結合で強く結ばれており(血液脳関門)、薬物は細胞間隙ではなく主に細胞膜を透過して脳内へ移行します。同じ分子量なら脂溶性が高いほど単純拡散による透過性は高くなります。単純拡散のみで移行する薬物では、平衡時に血漿中と脳内の非結合形濃度がほぼ等しくなります。P-糖タンパク質の基質は脳から血液側へ排出されるため、脳内非結合形濃度が血漿中より低くなります。能動的に取り込まれる薬物では、脳内非結合形濃度が血漿中を上回ることがあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成

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