ヨーロッパの多くの国が加盟している地域統合の組織について、加盟によって生まれた利…
ヨーロッパの多くの国が加盟している地域統合の組織について、加盟によって生まれた利点と、あわせて生じている課題の組合せとして正しいものはどれか。
- ⑴ 共通の通貨が導入されて両替の手間が減った一方、その通貨を使う国が独自の紙幣を発行し続けています共通の通貨は共通の中央銀行が発行しており、使う国が独自の紙幣を出しているわけではありません。
- ⑵ 加盟国の政治が1つの政府にまとめられて決定が速くなった一方、国ごとの議会は置かれていません加盟国はそれぞれ独立した政府と議会をもったまま、分野ごとに協力しています。
- ⑶ 国境をこえた人や物の移動や貿易がしやすくなった一方、加盟国の間に残る経済の格差が課題です人や物の移動が自由になった反面、国ごとの経済力の差が残っているためです。
- ⑷ 人の移動が自由になった一方、加盟国どうしの貿易には高い関税が残っています加盟国の間では関税をなくすことが、統合の柱の一つになっています。
解説
正解は⑶です。ヨーロッパでは、二度の大きな戦争を経て、経済の結び付きを強めることで平和を保つ試みが進められてきました。加盟国の間では関税がなくなり、人や物、お金の移動が自由になって、共通の通貨を使う国も生まれました。一方で、加盟国の間には経済力の差が残っており、財政の悪化した国への支援や、移動してくる労働者をめぐる問題などが課題となっています。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。