ある商品の市場で、少数の企業が生産の大きな割合を占めるようになりました。このとき…
ある商品の市場で、少数の企業が生産の大きな割合を占めるようになりました。このときに起こりやすいことと、それに対して国が設けているしくみの組合せとして正しいものはどれか。
- ⑴ 商品の種類がふえて選びやすくなり、国民生活センターが価格を決める役割を担います寡占が進むと商品の種類はふえにくくなります。また国民生活センターは消費者の相談に応じる機関で、価格を決める役割はもっていません。
- ⑵ 価格が下がりにくくなりやすく、公正取引委員会が競争をうながす役割を担います競争がはたらきにくくなるため、法律に基づいて競争を回復させる必要があるからです。
- ⑶ 価格の決まり方は変わらないままで、消費者庁が企業の生産量を決める役割を担います競争の程度によって価格の動きは変わり、国が企業の生産量を決めることもありません。
- ⑷ 価格が下がりやすくなっていき、公正取引委員会が企業の合併をうながす役割を担います少数の企業が占めると価格は下がりにくく、合併をうながす役割でもありません。
解説
正解は⑵です。少数の企業が市場の大きな割合を占める状態を寡占といいます。競争がはたらきにくくなるため、価格が下がりにくくなったり、企業どうしが話し合って価格をそろえたりするおそれがあります。そこで日本では独占禁止法が定められ、公正取引委員会がこの法律に基づいて、企業の行き過ぎた行為を取り除き、公正な競争がはたらくようにうながしています。
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