ソクマル視能訓練士

38 歳の女性。2 週間前の交通事故による頭部外傷後、床が歪んで見えるようになり…

38 歳の女性。2 週間前の交通事故による頭部外傷後、床が歪んで見えるようになり、歩きづらさを訴えて来院した。視力は右1.0(矯正不能)、左1.0(矯正不能)、眼位検査で遠見・近見ともに6 Δ内斜位であった。今後行う検査で必要ないのはどれか。

解説

正解は⑵です。頭部外傷後に床が傾いて(歪んで)見えるという訴えは、回旋偏位による見え方の変化を示唆し、外傷で障害されやすい滑車神経の麻痺(特に両側性)が考えられます。回旋偏位の評価には、眼底写真で黄斑と乳頭の位置関係を見る眼底検査、Cyclophorometerによる自覚的な回旋偏位の測定、大型弱視鏡での回旋偏位の測定が有用で、眼球運動障害の評価にはHess赤緑試験を行います。眼軸長測定は屈折の評価に用いる検査で、本例の評価には必要ありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-10.html)を加工して作成

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