正視の人のAC/A 比が4 Δ/D のとき、20 cm を明視する際に生じる調節…
正視の人のAC/A 比が4 Δ/D のとき、20 cm を明視する際に生じる調節性輻湊量[Δ]はどれか。
- ⑴ 1212Δは調節3D分に相当し、20cmに必要な調節量と合いません。
- ⑵ 1616Δは調節4D分に相当し、20cmに必要な調節量と合いません。
- ⑶ 2020cmの明視に必要な5Dに4Δ/Dを掛けた20Δが調節性輻湊量です。
- ⑷ 2424Δは調節6D分に相当し、計算結果と合いません。
- ⑸ 2828Δは調節7D分に相当し、計算結果と合いません。
解説
正解は⑶です。正視の人が20cmの距離を明視するには、1/0.2=5Dの調節が必要です。AC/A比は調節1Dあたりに生じる調節性輻湊の量なので、4Δ/D×5D=20Δの調節性輻湊が生じます。実際の近見時の輻湊には、調節性輻湊のほかに融像性輻湊や近接性輻湊なども加わります。AC/A比の正常値は4±2Δ/Dで、高AC/A比では近見時の内斜視(非屈折性調節性内斜視)の原因になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-10.html)を加工して作成