入口で白杖を持った初老の女性が立ち止まっている。まず行うべき対応はどれか。
入口で白杖を持った初老の女性が立ち止まっている。まず行うべき対応はどれか。
- ⑴ 手を握り受付まで誘導する。突然手を握ると驚かせるため、まず声をかけて意向を確認します。
- ⑵ 「受付はこちらです」と伝える。「こちら」という指示語は見えない人には方向が伝わりません。
- ⑶ 白杖を持っているので様子をみる。様子をみるだけでは困っている人を放置することになります。
- ⑷ 「何かお手伝いできることはありますか」と尋ねる。まず声をかけて手伝いが必要かを本人に確認するのが適切です。
- ⑸ 検査室に点字ブロックがないので車椅子に乗ってもらう。歩ける人に車椅子を勧めるのは不適切で、誘導で対応します。
解説
正解は⑷です。白杖を持った人が立ち止まっているときは、まず声をかけて「何かお手伝いできることはありますか」と本人の意向を確かめることが基本です。手伝いが必要かどうか、どのような手伝いを望むかは本人によって異なります。いきなり手を握って誘導すると驚かせてしまい、誘導する場合は肘や肩につかまってもらいます。方向を示す「こちら」などの指示語は視覚障害者には伝わりにくく、様子をみるだけ、車椅子に乗せるといった対応は不適切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-10.html)を加工して作成