眼鏡の鼻パッドのアーム(クリングス)が曲がっている。眼鏡レンズの屈折力は、-10…
眼鏡の鼻パッドのアーム(クリングス)が曲がっている。眼鏡レンズの屈折力は、-10.00D、頂点間距離は7 mm であった。頂点間距離12 mm と比べたとき矯正効果の変化量で正しいのはどれか。ただし、-10.00D で完全矯正状態とする。
- ⑴ -1.00D-1.00Dは変化量として大きすぎ、計算結果と合いません。
- ⑵ -0.50D角膜面での有効度数の差は約-0.42Dで、-0.50Dが最も近い値です。
- ⑶ ±0.00D強度の凹レンズでは頂点間距離の変化で矯正効果が変わるため、±0.00Dではありません。
- ⑷ +0.50D凹レンズを眼に近づけるとマイナス側に強く効くため、プラスの変化ではありません。
- ⑸ +1.00D変化の向きも量も計算結果と合いません。
解説
正解は⑵です。凹レンズは眼に近づくほど角膜面での有効度数の絶対値が大きくなります。-10.00Dの角膜面での有効度数は、頂点間距離12mmで-10/(1+0.012×10)≒-8.93D、7mmで-10/(1+0.007×10)≒-9.35Dです。その差は約-0.42Dで、最も近いのは-0.50Dです。つまり鼻パッドの変形で眼鏡が5mm眼に近づくと、マイナス側に強く効き、約0.5D過矯正になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-10.html)を加工して作成