外傷後の感染予防が必要なのはどれか。
外傷後の感染予防が必要なのはどれか。
- ⑴ 強膜裂傷眼球壁が破れる開放性外傷で、眼内炎を防ぐため感染予防が必要です。
- ⑵ 隅角後退隅角後退は鈍的外傷による閉鎖性の損傷で、眼内感染の危険は通常ありません。
- ⑶ 網膜振盪網膜振盪は鈍的外傷による網膜外層の障害で、感染予防は不要です。
- ⑷ 脈絡膜破裂脈絡膜破裂は眼球壁が保たれた閉鎖性の損傷で、眼内感染の危険は通常ありません。
- ⑸ 眼窩吹き抜け骨折眼窩吹き抜け骨折は眼球が開放していないため、眼内感染の予防は通常必要ありません。
解説
正解は⑴です。強膜裂傷は眼球壁が破れて眼内が外界と交通する開放性眼外傷であり、細菌などが眼内に侵入して外傷性眼内炎を起こす危険があるため、早急な縫合とともに抗菌薬の投与による感染予防が必要です。隅角後退、網膜振盪、脈絡膜破裂は鈍的外傷で眼球壁が保たれたまま生じる閉鎖性の損傷で、眼内感染の危険は通常ありません。眼窩吹き抜け骨折も眼球自体は開放していないため、眼内感染の予防は通常必要ありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-10.html)を加工して作成