ソクマル視能訓練士

31 歳の女性。3日前からの頭痛と両眼の視力低下を主訴に来院した。視力は右0.3…

31 歳の女性。3日前からの頭痛と両眼の視力低下を主訴に来院した。視力は右0.3(0.5×+1.00D)、左0.1(0.4×+2.00D)。両眼の前房に細胞を認める。左眼の眼底写真およびOCT の結果(別冊No. 9)を別に示す。右眼も同様の所見である。この疾患でみられるのはどれか。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑷です。若年女性の頭痛に続く両眼の急な視力低下、前房の炎症細胞、OCTでの漿液性網膜剝離(遠視化を伴う)は、Vogt-小柳-原田病の急性期に典型的です。メラノサイトに対する自己免疫疾患で、眼以外にも髄膜刺激症状(頭痛、髄液細胞増多)、難聴や耳鳴りなどの内耳症状、回復期の皮膚白斑や白髪がみられます。陰部潰瘍と前房蓄膿はBehçet病、唾液分泌減少はSjögren症候群、両側肺門部リンパ節腫脹はサルコイドーシスの所見です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-10.html)を加工して作成

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