涙液層破壊時間〈BUT〉について誤っているのはどれか。
涙液層破壊時間〈BUT〉について誤っているのはどれか。
- ⑴ 反射性分泌を利用する。BUTは涙液層の安定性を見る検査で、反射性分泌を利用するものではありません。
- ⑵ 異常値は5秒以下である。5秒以下を異常とし、ドライアイの診断基準に用いられます。
- ⑶ ドライアイを分類できる。涙液層の破壊パターンからドライアイのタイプを分類できます。
- ⑷ Schirmer 試験に比べて結果のばらつきが少ない。Schirmer試験に比べて結果のばらつきが少ないとされます。
- ⑸ 角膜上に涙液のないドライスポットが出現するまでの時間を測定する。角膜上にドライスポットが出現するまでの時間を測定します。
解説
正解は⑴です。涙液層破壊時間(BUT)は、フルオレセインで染色した涙液層を観察し、瞬目後に角膜上に涙液のない部分(ドライスポット)が出現するまでの時間を測る検査で、涙液層の安定性を評価します。反射性分泌を利用する検査ではなく、むしろ反射性分泌が起こらないよう刺激を少なくして行います。5秒以下を異常とし、ドライアイ診断の中心的な検査で、涙液層の破壊パターンからドライアイのタイプを分類することもできます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-10.html)を加工して作成