検査の順番について正しいのはどれか。
検査の順番について正しいのはどれか。
- ⑴ 暗順応‐杆体ERG‐フラッシュERG‐明順応‐錐体ERG暗順応→杆体ERG→フラッシュERG→明順応→錐体ERGの順が標準です。
- ⑵ 暗順応‐フラッシュERG‐杆体ERG‐明順応‐錐体ERG強いフラッシュを先に当てると杆体の暗順応が乱れるため、杆体ERGを先に記録します。
- ⑶ 暗順応‐フラッシュERG‐明順応‐杆体ERG‐錐体ERG杆体ERGは暗順応下で記録するもので、明順応後には記録できません。
- ⑷ 明順応‐杆体ERG‐フラッシュERG‐暗順応‐錐体ERG明順応後に杆体ERGは記録できず、順序が誤っています。
- ⑸ 明順応‐錐体ERG‐暗順応‐フラッシュERG‐杆体ERG明順応から始めると暗順応に長い時間がかかり、標準的な順序ではありません。
解説
正解は⑴です。国際臨床視覚電気生理学会(ISCEV)の標準プロトコールでは、まず20分以上の暗順応を行い、弱い刺激で杆体ERGを記録し、次に強いフラッシュで杆体・錐体の混合反応(フラッシュERG)と律動様小波を記録します。その後10分間の明順応を行い、杆体を抑えた状態で錐体ERGと30Hzフリッカ反応を記録します。強い光を先に当てると暗順応が乱れるため、弱い刺激から強い刺激、暗順応から明順応の順で行うのが原則です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-10.html)を加工して作成