健常児において滑動性追従運動の非対称性が消失するのはいつか。
健常児において滑動性追従運動の非対称性が消失するのはいつか。
- ⑴ 生後1か月生後1か月頃は非対称性がはっきりみられる時期で、まだ消失していません。
- ⑵ 生後5か月両眼視機能の発達に伴い、生後5~6か月頃に非対称性が消失します。
- ⑶ 生後18 か月生後18か月では、健常児の非対称性はすでに消失しています。
- ⑷ 生後24 か月生後24か月では、健常児の非対称性はすでに消失しています。
- ⑸ 生後36 か月生後36か月では、健常児の非対称性はすでに消失しています。
解説
正解は⑵です。新生児や乳児早期では、単眼で視運動性眼振や追従運動をみると、耳側から鼻側へ動く視標にはよく追従できる一方、鼻側から耳側への追従は不良という非対称性がみられます。これは皮質の両眼視機構が未熟なためで、両眼視機能の発達とともに生後5~6か月頃に消失し、左右対称になります。乳児内斜視など早期に両眼視の発達が障害された例では、この非対称性が残存することが知られています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-10.html)を加工して作成