健常成人における正常値の組合せで誤っているのはどれか。
健常成人における正常値の組合せで誤っているのはどれか。
- ⑴ 角膜内皮細胞密度 ― 500 個/mm²健常成人の角膜内皮細胞密度は約2,500~3,000個/mm²で、500個/mm²は角膜浮腫を起こす水準です。
- ⑵ 眼軸長 ― 24 mm成人の眼軸長は約24mmで正常値です。
- ⑶ 杆体細胞数 ― 1億3000 万個/眼杆体細胞は片眼で約1億2,000万~1億3,000万個とされ、妥当です。
- ⑷ 視神経線維数 ― 100 万本/眼視神経線維は片眼で約100万本で、正しい組合せです。
- ⑸ 前房深度 ― 3mm成人の前房深度は約3mmで、正常値です。
解説
正解は⑴です。健常成人の角膜内皮細胞密度はおよそ2,500~3,000個/mm²で、500個/mm²前後まで減ると角膜浮腫(水疱性角膜症)を起こしやすくなるため、正常値ではありません。眼軸長は約24mm、前房深度は約3mm、杆体細胞は片眼で約1億2,000万~1億3,000万個、視神経線維(網膜神経節細胞の軸索)は約100万本で、他の組合せはいずれも正常値として妥当です。錐体細胞は約600万~700万個です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-10.html)を加工して作成