内方回旋偏位を改善するのはどれか。
内方回旋偏位を改善するのはどれか。
- ⑴ 外直筋後転外直筋後転は水平方向の作用を弱める術式で、回旋は改善しません。
- ⑵ 上直筋短縮上直筋短縮は内方回旋作用を強め、偏位を悪化させます。
- ⑶ 下斜筋前方移動下斜筋前方移動は外方回旋作用を弱め、内方回旋偏位を悪化させます。
- ⑷ 下直筋耳側移動下直筋の耳側移動で外方回旋方向の力が加わり、内方回旋偏位が改善します。
- ⑸ 内直筋Faden 手術内直筋Faden手術は内転方向の作用を弱める術式で、回旋は改善しません。
解説
正解は⑷です。内方回旋偏位を改善するには、外方回旋方向へ回す力を強めるか、内方回旋の力を弱めます。下直筋の付着部を耳側へ移動すると、外方回旋の作用が増す方向に働くため、内方回旋偏位の矯正に用いられます(外方回旋偏位には鼻側へ移動します)。外直筋後転や内直筋Faden手術は水平方向の作用を弱める術式で、回旋は改善しません。上直筋短縮は内方回旋を強め、下斜筋前方移動は外方回旋作用を弱めるため、いずれも逆効果になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-10.html)を加工して作成