視力0.5 のLandolt 環を正視眼の成人が5m の距離で明視しているとき、…
視力0.5 のLandolt 環を正視眼の成人が5m の距離で明視しているとき、切れ目の網膜像の大きさ[μm]はどれか。
- ⑴ 11μmは視角約0.2分に相当し、視力0.5の切れ目より小さすぎます。
- ⑵ 55μmは視角1分、つまり視力1.0の切れ目に相当します。
- ⑶ 10視角2分×約5μm/分で、約10μmとなります。
- ⑷ 5050μmは視角約10分、つまり視力0.1の切れ目に相当します。
- ⑸ 100100μmは視角約20分に相当し、大きすぎます。
解説
正解は⑶です。視力0.5のLandolt環の切れ目の視角は1÷0.5=2分です。網膜上の像の大きさは、視角と、眼の節点から網膜までの距離(模型眼で約17mm)から求められます。1分は約0.00029ラジアンなので、1分に対応する網膜像は17mm×0.00029≒0.005mm、すなわち約5μmです。2分ではその2倍の約10μmとなります。この大きさは中心窩の錐体の間隔(数μm)と同程度で、視力の限界と網膜の構造の関係を示しています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-10.html)を加工して作成