63 歳の女性。緑内障と強度近視のため近医で定期検査を受けている。視力は右(0.…
63 歳の女性。緑内障と強度近視のため近医で定期検査を受けている。視力は右(0.3×-16.00 D)、左(0.4×-15.00 D)。視野は左右眼ともに鼻側欠損、上半視野に弓状欠損がある。最近、新聞の文字が見えにくくなり補助具の相談のため受診した。まず行うべきことはどれか。
- ⑴ 拡大鏡の選定拡大鏡の選定は所持眼鏡と屈折矯正の確認の後に行います。
- ⑵ 単眼鏡の選定単眼鏡は遠方用の補助具で、新聞を読む目的には適しません。
- ⑶ 所持眼鏡の確認まず所持眼鏡の度数や近見での適合を確認し、屈折矯正を適切にします。
- ⑷ 弱視眼鏡の選定弱視眼鏡の選定は屈折矯正の確認の後に行います。
- ⑸ 拡大読書器の選定拡大読書器の選定は屈折矯正の確認の後に行います。
解説
正解は⑶です。強度近視と緑内障がある患者が新聞の文字の見えにくさを訴えて補助具の相談に来た場合、まず所持眼鏡を確認し、度数が現在の屈折に合っているか、近見に適しているかを評価します。強度近視では眼鏡を外したり度数を調整したりするだけで近くが見やすくなることがあり、適切な屈折矯正は補助具の選定の前提です。そのうえで必要な倍率を求め、拡大鏡、弱視眼鏡、拡大読書器などを選びます。単眼鏡は遠方を見るための補助具です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-10.html)を加工して作成