眼前30 cm の距離にある像を見ているとき、交差性の生理的複視の複像間距離が最…
眼前30 cm の距離にある像を見ているとき、交差性の生理的複視の複像間距離が最も離れているのは眼前何cm の像か。
- ⑴ 10注視点から最も手前にあり、交差性複視の複像間距離が最大になります。
- ⑵ 20交差性複視となりますが、10cmより注視点に近く、ずれは小さいです。
- ⑶ 30注視点そのもので、両眼の中心窩に像を結ぶため複視は生じません。
- ⑷ 40注視点より奥にあるため、同側性の複視となります。
- ⑸ 50注視点より奥にあるため、同側性の複視となります。
解説
正解は⑴です。眼前30cmを注視しているとき、それより手前にある物体の像は両眼の耳側網膜に結ばれ、交差性の生理的複視として知覚されます。注視点からの奥行きの差が大きいほど両眼の網膜像のずれ(両眼視差)が大きくなるため、複像間距離も大きくなります。選択肢のうち注視点より手前にあるのは10cmと20cmで、より手前の10cmの像が最も大きく離れて見えます。40cmや50cmの像は鼻側網膜に結ばれ、同側性の複視となります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-10.html)を加工して作成