斜視手術で侵襲を受けないのはどれか。
斜視手術で侵襲を受けないのはどれか。
- ⑴ 強膜筋を縫い付けるために強膜に通糸するので侵襲を受けます。
- ⑵ 結膜外眼筋に到達するため結膜を切開します。
- ⑶ 渦静脈赤道部付近を走るため、斜筋や上下直筋の手術で損傷の危険があります。
- ⑷ テノン囊外眼筋に到達するためテノン囊を切開します。
- ⑸ 短後毛様動脈眼球後極部の視神経周囲にあり、通常の斜視手術では侵襲を受けません。
解説
正解は⑸です。斜視手術では結膜とテノン囊を切開して外眼筋に到達し、筋を強膜に縫い付けるため、結膜・テノン囊・強膜は必ず侵襲を受けます。また斜筋や上下直筋の手術では、眼球の赤道部付近を走る渦静脈を損傷しないよう注意が必要です。短後毛様動脈は眼球後極部の視神経周囲から強膜を貫いて脈絡膜に入る血管で、外眼筋の手術野から離れているため、通常の斜視手術で侵襲を受けることはありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-10.html)を加工して作成