光学式眼軸長測定について正しいのはどれか。
光学式眼軸長測定について正しいのはどれか。
- ⑴ 紫外光で測定する。光学式は近赤外光を用いており、紫外光ではありません。
- ⑵ 超音波A モードよりも短くなる。網膜色素上皮まで測るため、超音波Aモードより長くなります。
- ⑶ 角膜曲率半径によって影響される。眼軸長の測定値は角膜曲率半径の影響を受けません。
- ⑷ 網膜の内境界膜までの距離を測定している。光学式は網膜色素上皮までを測り、内境界膜までは超音波法です。
- ⑸ 超音波A モードよりも水晶体混濁の軽い症例に適している。光が網膜まで届く必要があるため、水晶体混濁の軽い症例に適しています。
解説
正解は⑸です。光学式眼軸長測定装置は近赤外光の干渉を用いて、角膜前面から網膜色素上皮までの距離を測定します。超音波Aモードは角膜から内境界膜までを測るため、光学式の測定値の方が網膜の厚さ分だけ長く、機器内で補正して比較できるようにしています。非接触で精度が高い反面、光が網膜まで届かない強い水晶体混濁では測定できないため、混濁の軽い症例に適しています。角膜曲率半径は眼軸長の測定値には影響しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-10.html)を加工して作成