健常成人の解剖学的計測値として誤っているのはどれか。
健常成人の解剖学的計測値として誤っているのはどれか。
- ⑴ 角膜径 ― 12 mm角膜径は約11〜12mmで、正しい値です。
- ⑵ 角膜内皮細胞密度 ― 3,000 個/mm²角膜内皮細胞密度は約2,500〜3,000個/mm²で、正しい値です。
- ⑶ 中心角膜厚 ― 600 μm中心角膜厚は約520〜600μmで、正常範囲の値です。
- ⑷ 角膜屈折力 ― 20 D角膜の屈折力は約43Dで、20Dは水晶体に近い値です。
- ⑸ 前房深度 ― 3.5 mm前房深度は約3mm前後で、正常範囲の値です。
解説
正解は⑷です。角膜の屈折力は約43Dで、眼全体の屈折力(約60D)の約3分の2を担っています。20Dは水晶体の屈折力に近い値で、角膜の値としては誤りです。健常成人の角膜径(横径)は約11〜12mm、角膜内皮細胞密度は約2,500〜3,000個/mm²、中心角膜厚は約520〜600μm、前房深度は約3mm前後とされ、他の選択肢はおおむね正常範囲の値です。屈折力の配分は眼内レンズ計算の基本として押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-10.html)を加工して作成