急性緑内障発作でみられない所見はどれか。
急性緑内障発作でみられない所見はどれか。
- ⑴ 縮瞳発作時の瞳孔は中等度散大し対光反射が減弱するため、縮瞳はみられません。
- ⑵ 眼痛急激な眼圧上昇により激しい眼痛がみられます。
- ⑶ 頭痛眼痛とともに頭痛や悪心・嘔吐を伴うことが多いです。
- ⑷ 浅前房浅前房で隅角が狭いことが発作の素因です。
- ⑸ 眼圧上昇隅角閉塞により房水の流出が止まり、眼圧が急上昇します。
解説
正解は⑴です。急性緑内障発作(急性原発閉塞隅角症)は、浅前房で狭い隅角が急に閉塞し、眼圧が40〜80mmHg程度まで急上昇する状態です。激しい眼痛、頭痛、悪心・嘔吐、視力低下、毛様充血、角膜浮腫がみられます。瞳孔は虹彩の虚血により中等度に散大し、対光反射が減弱・消失するため、縮瞳はみられません。治療には縮瞳薬や高浸透圧薬で眼圧を下げ、レーザー虹彩切開術などで再発を防ぎます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-07.html)を加工して作成