両眼ともに正視で調節力が1.0 D の人に対し、近用部に2.00 D を加入した…
両眼ともに正視で調節力が1.0 D の人に対し、近用部に2.00 D を加入した二重焦点眼鏡を処方した。この眼鏡で明視できる距離幅はどれか。2つ選べ。
- ⑴ 10 cm から25 cm まで10cmを見るには10Dが必要で、加入と調節を合わせた3Dでは届きません。
- ⑵ 25 cm から33 cm まで25cmを見るには4Dが必要で、近用部でも3Dまでしか得られません。
- ⑶ 33 cm から50 cm まで近用部では2.00D〜3.00Dに相当する50cmから33cmが明視できます。
- ⑷ 50 cm から1m まで50cmから1mは、遠用部でも近用部でもピントが合わない範囲です。
- ⑸ 1m から無限遠まで遠用部では調節0〜1.0Dで、無限遠から1mまで明視できます。
解説
正解は⑶と⑸です。正視で調節力1.0Dの人は、遠用部(加入なし)では調節0Dで無限遠、調節1.0Dで1mが見えるため、明視域は1mから無限遠です。近用部では+2.00Dの加入により、調節0Dで1÷2=50cm、調節を1.0D使うと2.00+1.00=3.00Dで約33cmまで見えるため、明視域は33cmから50cmとなります。50cmから1mの間はどちらの部分でもピントが合わない領域として残ります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-07.html)を加工して作成