眼軸長について正しいのはどれか。
眼軸長について正しいのはどれか。
- ⑴ 超音波のB モードで測定する。眼軸長は超音波Aモードまたは光学式で測定し、Bモードは主に断層像の観察に用います。
- ⑵ 正視眼の眼軸長の値は27.0〜28.0 mm である。正視眼の眼軸長は約24mmで、27〜28mmは強度近視の値です。
- ⑶ 眼軸長は角膜の曲率半径で補正する必要がある。眼軸長自体を角膜曲率半径で補正することはなく、両者は別に計算式に入れます。
- ⑷ 白内障が強い場合は超音波の方が光学式より適している。強い白内障では光学式が測定できず、超音波Aモードが適しています。
- ⑸ 超音波では角膜前面から網膜色素上皮までの距離を測定している。超音波は内境界膜までを測定し、網膜色素上皮まで測るのは光学式です。
解説
正解は⑷です。光学式眼軸長測定装置は光の干渉で測定するため、高度の白内障などで光が網膜まで届かないと測定できません。その場合は超音波Aモードで測定するのが適しています。超音波法は角膜前面から内境界膜(網膜表面)までを測定し、光学式は網膜色素上皮までを測ります。成人の正視眼の眼軸長は約24mmで、27〜28mmは強度近視の値です。眼軸長は角膜曲率半径とは別に計測し、眼内レンズ度数計算で組み合わせて用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-07.html)を加工して作成