ある地域の健診で、受診者1,000人に緑内障のふるい分け検査を行った。受診者のう…
ある地域の健診で、受診者1,000人に緑内障のふるい分け検査を行った。受診者のうち緑内障の人は100人であった。この検査の感度は80%、特異度は90%である。この結果について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 陰性と判定された人のうち、緑内障の人の割合は約24%である。陰性者は20+810=830人で、そのうち緑内障の人は20人なので約2.4%です。
- ⑵ 検査で見逃される緑内障の人は10人である。感度80%なので、緑内障の100人のうち20%の20人が陰性と判定され、見逃されます。
- ⑶ 感度が80%なので、陽性と出た人の8割は実際に緑内障である。80%は緑内障の人のうち陽性になる割合で、陽性者に占める緑内障の人の割合とは異なります。
- ⑷ 陽性と判定された人のうち、実際に緑内障の人の割合は約47%である。真の陽性は100×0.8=80人、偽陽性は900×0.1=90人で、80÷170で約47%です。
- ⑸ 緑内障でないのに陽性と判定される人は90人である。緑内障でない900人のうち、特異度90%なので10%の90人が陽性になります。
解説
正しいのは、陽性的中率が約47%であることと、偽陽性が90人であることです。緑内障の100人のうち感度80%で80人が陽性、20人が陰性になります。緑内障でない900人のうち特異度90%で810人が陰性、90人が陽性になります。陽性者は80+90=170人で、そのうち緑内障の人は80人なので、80÷170で約47%です。有病率が低い集団では、陽性者の半分以上が偽陽性になることがあります。
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