74歳の女性。加齢黄斑変性で、両眼の矯正視力は0.08である。毎朝、新聞を30分…
74歳の女性。加齢黄斑変性で、両眼の矯正視力は0.08である。毎朝、新聞を30分ほどかけて読みたいという。手が少しふるえ、長い時間ものを手に持つと疲れる。白い紙に黒い文字より、黒地に白い文字の方が読みやすいと話している。医師の指示のもとで勧める補助具として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 画面に高い倍率で映し、白黒を反転して表示できる据え置き型の拡大読書器据え置き型の拡大読書器は手で持たずに高い倍率で長時間読め、白黒の反転もできるため、この患者の条件に合います。
- ⑵ 短い波長の光を抑えてまぶしさを和らげる遮光眼鏡遮光眼鏡はまぶしさを和らげますが、文字を拡大する働きはなく、新聞を読む目的には足りません。
- ⑶ 遠くの看板などを大きく見るための、手で持つ単眼鏡単眼鏡は遠くを見るための補助具で、新聞を長時間読む目的には向きません。
- ⑷ 夜道を照らすための、手で持つ強い明かりの懐中電灯懐中電灯は暗い所での移動の補助で、新聞を拡大して読む目的には合いません。
- ⑸ 低い倍率の手持ちの拡大鏡を、手で持ちながら新聞の上を動かす方法視力0.08では低い倍率では足りず、手のふるえがあると手持ちで長時間使うのは負担が大きくなります。
解説
最も適切なのは、画面に高い倍率で映し、白黒を反転して表示できる据え置き型の拡大読書器です。視力が大きく下がった人が長時間読むには高い倍率が必要で、手持ちの拡大鏡では手が疲れ、ふるえで像が揺れます。拡大読書器は台の上に新聞を置いて画面に大きく映せるため、手に持たずに読めます。白黒の反転やコントラストの調整もでき、黒地に白い文字の方が読みやすい人に合わせられます。
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