視覚障害を負った人が障害を受け止めていく過程について、ショック、否認、混乱、解決…
視覚障害を負った人が障害を受け止めていく過程について、ショック、否認、混乱、解決への努力、受容といった段階に分けて考える見方がある。この過程と関わり方について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 混乱の時期に怒りを向けられたら、関わりをいったん打ち切る。怒りは喪失に対する自然な反応で、関わりを打ち切るのではなく、受け止めて支えを続けます。
- ⑵ 受け止めるまでの速さは視力の値で決まり、視力が低いほど遅い。受け止め方は性格や年齢、生活の状況、周りの支えなどで大きく異なり、視力の値で決まるものではありません。
- ⑶ 過程は一方向に進むとは限らず、前の段階の気持ちに戻ることもある。障害を受け止める過程は人によって異なり、生活の変化などをきっかけに前の段階の気持ちに戻ることもあります。
- ⑷ 否認の時期には、無理に現実を突きつけず、関わりを続けながら待つ。否認は心を守る働きでもあります。急に現実を突きつけず、関係を保ちながら本人の準備が整うのを待ちます。
- ⑸ 受容の段階に至れば、その後に気持ちが落ち込むことは起こらない。受容の段階に至っても、生活の場面で喪失を感じて気持ちが揺れることがあります。
解説
正しいのは、過程は一方向に進むとは限らず前の段階の気持ちに戻ることもあることと、否認の時期には無理に現実を突きつけず関わりを続けながら待つことです。段階の見方は気持ちの変化を理解する手がかりですが、実際の過程は人によって異なり、行きつ戻りつしながら進みます。否認や怒りも心を守る反応として受け止め、本人の準備に合わせてリハビリテーションの提案を行います。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。