緑内障外来で、測定した眼圧の値を解釈するときに注意すべき点を整理した。眼圧の測定…
緑内障外来で、測定した眼圧の値を解釈するときに注意すべき点を整理した。眼圧の測定値について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 眼瞼を指で強く押し広げて測ると、眼球が圧迫されて低めの値になる。眼瞼の上から眼球を押すと眼圧は上がり、値は高めに出ます。眼瞼は眼球を押さないように開きます。
- ⑵ 空気を吹き付ける眼圧計では、角膜が厚いほど値は低めに出る。空気を吹き付ける方式も角膜を平らにする原理で測るため、厚い角膜では高めに出ます。
- ⑶ 角膜の中央が厚い眼では、圧平眼圧計の値は実際の眼圧より高めに出る。厚い角膜は平らにするのに大きな力が要るため、実際より高い値として測定されます。
- ⑷ 近視の矯正のため角膜の中央を削った眼では、圧平眼圧計の値は低めに出る。角膜屈折矯正手術で中央が薄く平らになると、少ない力で平らになるため、実際より低めに測定されます。
- ⑸ 眼圧は一日の中でほぼ一定なので、測る時刻を記録する必要はない。眼圧には日内変動があり、時刻によって値が変わります。経過を比べるには時刻の記録が欠かせません。
解説
正しいのは、角膜の中央が厚い眼では圧平眼圧計の値が高めに出ることと、角膜の中央を削った眼では低めに出ることです。圧平眼圧計は角膜の一定の面積を平らにする力から眼圧を求めるため、角膜の厚さや硬さの影響を受けます。空気を吹き付ける方式も同じ原理で影響を受けます。眼圧には日内変動があるため時刻を記録し、眼瞼で眼球を押すと値は高く出ます。
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