高齢者の割合が大きく異なるA県とB県で、死亡の状況を比べたい。年齢構成の違いによ…
高齢者の割合が大きく異なるA県とB県で、死亡の状況を比べたい。年齢構成の違いによる影響を除いて比べるために用いる指標として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 粗死亡率人口全体に対する死亡数の割合で、高齢者が多い地域ほど高く出るため比較には向きません。
- ⑵ 死因別死亡割合全死亡に占める各死因の割合で、年齢構成の影響は除かれていません。
- ⑶ 乳児死亡率生後1年未満の死亡を出生数で割った指標で、地域全体の死亡の比較には用いません。
- ⑷ 年齢調整死亡率基準となる人口の年齢構成に合わせて計算するため、年齢構成の異なる集団の比較に適しています。
- ⑸ 合計特殊出生率1人の女性が一生に産む子どもの数の目安で、出生の指標です。
解説
年齢調整死亡率が最も適切です。死亡は高齢になるほど多く起こるため、高齢者の割合が大きい地域では、健康状態に差が無くても粗死亡率が高く出ます。年齢調整死亡率は、基準となる人口の年齢構成に当てはめて計算し直した死亡率で、年齢構成の違いを除いて地域や年次を比べることができます。乳児死亡率は乳児の死亡、合計特殊出生率は出生の指標で、死因別死亡割合も年齢構成の影響を受けます。
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