64歳の男性。緑内障で視野が狭くなり、街灯の少ない夜道を歩くのが難しくなった。そ…
64歳の男性。緑内障で視野が狭くなり、街灯の少ない夜道を歩くのが難しくなった。そのため、長年続けてきた町内会の夜の見回りの役をやめた。この事例を国際生活機能分類(ICF)で整理した内容として正しいのはどれか。
- ⑴ 夜道を歩くのが難しいことは、環境因子にあたる。歩くという個人が行う行為の難しさは、活動の制限に分類されます。
- ⑵ 街灯の少ない道路は、心身機能の障害にあたる。街灯や道路の状態は本人を取り巻く物的な状況で、環境因子に分類されます。
- ⑶ 町内会の見回りの役をやめたことは、参加の制約にあたる。地域で役割を担うなど、生活や人生の場面に関わることは参加に分類されます。
- ⑷ 64歳という年齢は、参加の制約にあたる。年齢はその人に固有の背景で、個人因子に分類されます。
- ⑸ 視野が狭くなったことは、活動の制限にあたる。視野の狭さは体の働きの問題で、心身機能の機能障害に分類されます。
解説
町内会の見回りの役をやめたことは参加の制約にあたります。ICFでは、生活機能を心身機能・身体構造、活動、参加の3つで捉えます。この例では、視野が狭くなったことが心身機能、夜道を歩くことの難しさが活動、地域で担っていた役割を果たせなくなったことが参加の問題です。街灯や道路の状態は環境因子、年齢や性格は個人因子として、生活機能に影響する背景因子に分類されます。
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