ニューキノロン系抗菌薬と併用するとけいれんを起こすことがあるのはどれか。1 つ選…
ニューキノロン系抗菌薬と併用するとけいれんを起こすことがあるのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ リドカイン塩酸塩リドカインは過量でけいれんを起こしますが、ニューキノロン系との併用でけいれんを起こす組合せとしては知られていません。
- ⑵ イソプレナリン塩酸塩イソプレナリンはβ刺激薬で、ニューキノロン系との併用によるけいれんは知られていません。
- ⑶ モルヒネ塩酸塩水和物モルヒネはオピオイド鎮痛薬で、ニューキノロン系との併用によるけいれんは知られていません。
- ⑷ アトロピン硫酸塩水和物アトロピンは抗コリン薬で、ニューキノロン系との併用によるけいれんは知られていません。
- ⑸ ロキソプロフェンナトリウム水和物NSAIDsとの併用でニューキノロン系のGABA受容体阻害作用が増強され、けいれんを起こすことがあります。
解説
正解は⑸です。ニューキノロン系抗菌薬は、中枢神経の抑制性神経伝達物質であるGABAの受容体への結合を阻害する作用があり、ロキソプロフェンやフルルビプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)と併用すると、その阻害作用が増強されてけいれんを起こすことがあります。歯科では抗菌薬と鎮痛薬を同時に処方する機会が多いため、特に注意が必要です。リドカイン、イソプレナリン、モルヒネ、アトロピンは、ニューキノロン系との併用でけいれんを起こす組合せとして知られていません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成