心電図検査が診断に必要なのはどれか。3 つ選べ。
心電図検査が診断に必要なのはどれか。3 つ選べ。
- ⑴ WPW 症候群PR短縮、デルタ波、QRS幅拡大といった心電図所見で診断されます。
- ⑵ 急性冠症候群ST変化や異常Q波などの心電図所見が診断に不可欠です。
- ⑶ 洞不全症候群洞徐脈や洞停止などを心電図で確認して診断します。
- ⑷ 仰臥位低血圧症候群仰臥位低血圧症候群は妊娠子宮による下大静脈の圧迫で起こり、体位と症状から診断します。
- ⑸ Stevens-Johnson 症候群Stevens-Johnson症候群は皮膚粘膜の重症薬疹で、皮膚・粘膜所見と病理で診断します。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴、⑵、⑶です。WPW症候群は心房と心室の間に副伝導路(Kent束)があり、心電図でPR間隔の短縮、デルタ波、QRS幅の拡大を示すことで診断されます。急性冠症候群(不安定狭心症や急性心筋梗塞)はST上昇やST低下、異常Q波などの心電図変化が診断に不可欠です。洞不全症候群は洞徐脈、洞停止、徐脈頻脈症候群などを心電図やホルター心電図で確認して診断します。仰臥位低血圧症候群は妊娠子宮による下大静脈の圧迫、Stevens-Johnson症候群は皮膚粘膜の重症薬疹で、心電図は診断に必要ありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成